Yasu Blog

MARCH卒日系企業の20代が1千万円稼ぐグローバルキャリアの作り方

November 30, 2018

転職サイト doda によると、2017 年の 20 代の平均年収は 346 万円らしい。月収 29 万円、手取りだと 25 万円くらいだろうか。厳しい世の中です。

このエントリは 20 代で日系企業に勤めながらも年収 1000 万越えを果たした人間が自分含め周りに複数人いる私が少し下世話なキャリア戦略を考えてみるものです。

話の方向性としては、① 海外ポジションを手に入れろ。 そのために② 錯覚資産を作れという 2 つのポイントに絞られます。

錯覚資産とは?という方はこちら

1000 万円を稼ぐ人たちの実態

最近 Twitter で駐在時の年収が盛り上がり、皆さんいい生活してるなと思わされました。

例えば商社アカウントで 1 万 2 千フォロワーを抱えるイシコさんは 20 台前半で 1500 万円。 他の同年代が月収 20 万程度で慎ましく暮らしているところ、その 6 倍以上の 125 万円を稼ぐのが総合商社みたいです。

欧州駐在の方で 1200 万円。 お勤め先は存じませんが、家賃、車等が会社持ちとのことで毎日の生活費くらいしかお金かからないという圧巻の状態です。普通に暮らせば 500 万円くらいは貯金できそうです。

アメリカに駐在されていたへらじかさんは、税引き前で 1883 万円とのこと。200 万円ほどは日本口座に入るとのことなので 4 年働けば子どもが 2 人いても 1000 万円貯金できるというのは夢があります。 (へらじかさんは 30 代前半とのことで、20 代ではありません)

このように 20 代で駐在の切符を手に入れれば、年収が 1000 万円越えするだけでなく、会社から広いアパートや車が支給されることが多いです。

関西の MARCH である関関同立出身の私がアメリカにいた際は、日本の 3 倍の広さの新築アパートに住み、プール付き、ジム付き、スターバックスのコーヒーが飲み放題でした。 車も会社から支給され、通勤時間は 20 分で、余裕のある生活を送ることができました。

この駐在というポジション、もちろん給料や生活水準の向上にもいいんですが、仕事で得られる新しい経験や履歴書への泊、新しい人達とのつながり、異文化への視野の広がりといった多くの点で自分の力と市場価値をあげてくれます

海外駐在を狙え

20 代で年収 1 千万円稼ぎたければ日系企業に入って海外駐在ポジションを狙いに行けが、MARCH 卒の若手ビジネスパーソンが他のサラリーマンよりも突き抜けるキャリアの選択肢の一つです。

では、その海外駐在をどのようにして得るのか?というポイントを説明していきます。

業界は BtoB メーカーか専門商社で海外売上比率が高めの企業

英語がすでにビジネスレベルで、実力もあるという自信にあふれる方であれば有名外資や総合商社を狙いに行けばわざわざ駐在などせずとも 20 代で 1000 万円は超えます。

しかし、専門的スキルもない、英語も TOEIC は勉強しているけどビジネスレベルではないという MARCH 卒にとって外資や総合商社は難易度が非常に高いのは世間の常識になってしまっています。

そこでねらい目は海外に現地法人があり、かつ海外売上比率が高いメーカーもしくは専門商社です。

メーカーといっても、BtoC の企業は新卒就活生には人気が高めなので、BtoB の部品メーカーがさらにねらい目です。優れた技術力のある部品メーカーにエンジニアは魅力を感じても営業やマーケティング部門で魅力を感じる学生は当時私の周りには少なかったです。

こういった技術力に支えられて海外で成功し高い利益をはじき出している企業こそが、隠れ優良企業であり、自身のキャリアを飛躍的に高める素地を提供してくれます。

例えば「東洋経済新報」の海外勤務者が多い会社ランキングでは従業員 2578 人の日本電産が 309 人の海外勤務者を抱えていたり、住友理工が 1798 人の従業員の内 195 人が海外勤務しているということがわかります。

ここで紹介したのは有名企業ですが、こういった海外での事業規模が大きいメーカーであれば、いち早く海外勤務のチャンスが回ってくる可能性が高いです。

特にメーカーであれば、英語人材が不足しているので、英語がある程度できれば海外要員として配属される可能性が高まります。今英語ができなくても内定中に「短期留学 ×TOEIC 勉強」で 800 点とっておけば、海外フラグを立たせられます。

スキル(市場)× 英語を手に入れろ

英語が得意な人は、「英語が」使える仕事を選んでしまうことがあるかもしれませんが、価値の高いことを「英語で」できる仕事を選ぶことが重要です。

この「スキル」というのを「市場」という言葉に置き換えてもいいのですが、そのスキルにどれくらい需要があるのか?どれくらい価値があるのか?ということを踏まえて業界や職種を選ぶことが重要になります。

これはキャリア相談を仕事にしている中田さんも Twitter で「市場価値が高い仕事で英語ができる事が有利になる」と発言されています。

旅行業界だと、英語で海外の代理店等とやり取りをすることで英語を使うことになるかもしれませんが、その代理店とのやり取りに必要な専門知識と英語で得られるのは数百万円の売上です。

前述の BtoB メーカーで、例えば重機を一台数億円で販売するための知識とスキルには残念ながら市場価値では勝てません。

(ここではやりがいという定性的な観点は抜きに市場という観点で考えているので悪しからず。)

スキルは周囲からの評価で成り立つ

若手で海外駐在を目指すには、「人事評価」が重要となります。

現地法人では圧倒的に社員数が日本本社よりも少なくなるため、1 人で動ける人間かどうかは海外駐在における重要な判断ポイントです。

そしてその仕事ができるスキルがあるかどうかは、上司や周囲の人間のイメージによって決まります。

そのため、駐在のチャンスを手に入れるには、社内の評価をこつこつと積み上げていく必要があります。

制度が整っている企業では海外駐在前に研修やテストがあり、現地の孤独な高ストレス環境でも業務を遂行できるのか、家族は現地で馴染めるのか、異文化に適応できるかなどが見られます。

そうでない企業であれば、良くも悪くもつらい状況でも頑張り続けられるかというイメージで選出される可能性があります。

そのどんな状況でもコンスタントに成果をだせるという評価を入社後 3 年程積み上げればいいのです。

私自身がアメリカに赴任することが決定した際も、現地の社長から私の上司に、海外でもやっていける実力とタフさがあるかという確認が入ったと後から聞きました。

TOEIC を錯覚資産として活用する

会社によって異なると思いますが、英語の観点では、TOEIC で 900 点あれば大満足ですが、800 点程度取得していればボーダーラインという感覚です。

駐在さえ決まれば、あとは現地で嫌でも勉強することになるので、まずは TOEIC で高得点を取得することに絞って英語を学ぶことが回り道に見えて最短距離に繋がります。

これが錯覚資産の働きをします。実際に英語ができるかどうかは置いておいて TOEIC で高得点とれるなら海外でも仕事できるという錯覚を与えられます。

実際に海外駐在といっても海外は広いので様々です。

私はアメリカとメキシコに滞在したことがありますが、メキシコで英語を使ってビジネスするのに必要な英語力はアメリカの 10 分の 1 未満です。

メキシコでは英語力ではなく、そもそもの意図を正しく理解し伝えるコミュニケーション力が必要でした。

繰り返しになりますが、英語力は高ければ高いほうがいいですが、時間も限られている中でまず達成すべきは TOEIC での高得点です。

そのうえでもし留学経験がなければセブ島での短期留学等を通じて、海外にも滞在したことがありますという経歴をもっておくのが会社を安心させる材料になります。

海外駐在後は日本でも 1000 万円が実現可能

ここまでで、会社選び、会社内での評価、そして TOEIC という観点で駐在を獲得することで 20 代で 1000 万円を越えるキャリアについて説明してきました。

海外駐在というのは、一見狭き門の様に見えますが正しい市場を選び、正しいスキルを身に着ければ難しいものではありません。

また、海外駐在の数年が終われば年収ががたっと落ちると思われるかもしれませんが、海外駐在の経歴、つまり海外でのビジネス経験があれば、転職市場での評価は格段に上がります。

私の周りには海外駐在からそのまま海外の現地企業に転職した方、外資系に転職した方がいらっしゃいますが、海外の経験はキャリアにとってプラスとみられる場合が多く、日本に戻ってきて転職活動をすると駐在時並みの給料を日本でオファーいただけることがあります。

特にやりたいことがわからない、なんとなく海外に行ってみたいと思われている方は、このようなキャリアも一つの参考になれば幸いです。

海外に行ってみて違ったなと思えば帰国して前の職場に戻ればいいですし、海外部門に配属されれば別の拠点を駐在で回っていくということもあります。

駐在先の国が気に入れば現地就職という選択肢があります。

また他の国や業種も経験したいということであれば転職先を探すのもありだと思います。

結論

MARCH 卒が 20 代で 1000 万円稼ぎたければ BtoB メーカーの駐在が狙いどころ。

スキル × 英語の組み合わせ、つまり「周囲の評価」×「TOEIC800」で海外駐在を手に入れる。

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